うっかりミスを防止するために、問題を解く時に、音読をすることについて
東京・吉祥寺の個別指導の学習塾、教室アルファです。
突然ですが、うっかりミス、していませんか?テストの復習をしていて、なぜか今になって正解がわかる、逆に自分が答えた回答が間違っているかがわかるなど、そんな人はいませんか?
授業をする時に、時々お話をすることがあります。知っている人は、またかと思うでしょうが、まあ、読み進めてください。
第1問、次の5つの記述の中で、誤っているものを1つ選べ。第2問、次の5つの記述の中で、誤っているものを1つ選べ。第3問、次の5つの記述の中で、誤っているものを1つ選べ。第4問、次の5つの記述の中で、誤っているものを1つ選べ。第5問、次の5つの記述の中で、正しい者を1つ選べ。
どうですか?第5問の指示を読めましたか?

問題の指示や前提などを見落とすと、全く違う解答を導くことになります。注意する方法はいろいろありますが、どうしてもうっかりミスが出てしまう人は、音読をおすすめします。問題文を、声に出して読むのです。
声に出すことにより、目で文章を確認して、脳みそで判断をして、口を動かし、声に出すというプロセスが生まれます。さっと目を動かして「読んでしまう」よりも、より内容が頭に入ってきます。
もちろん、このやり方は、学校の授業中やテストでは使えません。ですが、目で読んで見落としてしまう人は、目を動かしながらも、問題をきちんと把握をする練習の1つです。
うっかりミスはもったいないです。ミスをしないように、自分の頭の使い方のクセを直しましょう。
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大学受験の過去問(赤本)に、どう取り組むか
東京・吉祥寺の個別指導の学習塾、教室アルファです。
大学共通テストまで、あと84日。都立高校の一般入試まで、あと119日となりました。
この時期になると、「過去問にどう取り組むか」と悩む人が多いです。特に大学入試の場合は、大学共通テストと、国公立の場合は2次試験、私立の場合は大学独自の入試と、取り組むべき過去問が多いですから、どの様に取り組むかは問題ですね。

「それは先生、年ごとに取り組むのでしょう?」と考える人もいると思いますが、それだけではありません。出題傾向を見ながら。一通り過去問をやってみて、間違えたところを。模擬試験で自分が苦手にしている範囲について。一口に「過去問をやる」といっても、いろいろな切り口があるのです。
そして、脳みその使い方も大切です。過去に行われた実際の問題ですから、緊張感を持って問題を解きますね。気力も体力もつかれると思います。
例えば、過去5年分をやるとして、私立大学でしたら3教科ですから、15回。1回1時間で、採点と間違えたところの確認や解き直しをして2時間。そうすると、単純計算で、過去5年分で45時間かかります。いったん解いて、もういちど解き直しをするのであれば、その倍です。1日3時間で1科目ならば1ヶ月、1日6時間2科目でも、半月。加えて、大学共通テストの過去問もやる必要があります。
ですから、「どう取り組むか」はもちろんですが、「どう時間を使うか」も大切になります。
そのためにも、過去問を解く中で、理解が足りなかったところの復習には、今まで使ってきた問題集や参考書、自分で作ってきたノートを活用しましょう。いまから新しい問題集を手に取るのではなく、既に使ったものを見直すのです。
過去問をやると「あれも出来ていない」「これも覚えていなかった」と精神的に追い込まれがちです。教室アルファの授業で、過去問の取り組み状況を報告してください。講師の力と経験を使うことが、「どう時間を使うか」の最大のポイントです。
教室アルファで学んでいる皆さんであれば当然のことですが、過去問も今までの勉強と同じです。質問に、躊躇も、遠慮も、いりません。
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