平成31年度の都立高校一般入試の倍率について


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都立高校の出願が始まって2日目、倍率が発表されました。全日制は、平均して1.40倍とのことです。

高校受験模擬試験

都立高校への進学を希望する生徒の皆さんから、質問を受けますが、都立の場合、倍率はほぼ関係ありません。今まで受けた模擬試験の結果と、2学期の成績によって志望校を判断するのが良いでしょう。

なぜ倍率が関係ないのか。第1の理由は、都立高校の入試の場合、内申点の比重が大きいからです。内申点、つまり普段の学校の成績が関係します。志望する高校の過去のデータを見て、どれくらい内申点が必要で、実際の入試ではどれくらいの点数をとることが求められるか。そう判断が出来ます。内申点が足りない場合、入試で挽回する必要がありますが、それもデータが参考になります。

2つ目の理由は、逆に考えましょう。もしも、自分が志望する学校の倍率が、1.40倍では無くて1.30倍だったら、自分が合格する可能性は上がるか?極端な話、入試で満点が取れるとします。倍率は関係あるでしょうか?

倍率とは、受かる確率を示す指標ではありません。倍率の高い低いで合格するかどうかは測れないのです。

考える芽を育てて、数値を見誤ったり誤解したりしないようにしましょう。過去のデータを参考に進学先を決定したら、あとは学習を進めるのみです。

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