いつから、共通テストの過去問を解くか
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教育情報サイトResemomによると、旺文社「高校生の大学受験実態調査(2025年度版)」では、高校3年生が大学入試共通テストの過去問を最初に解いた時期は「高3の6月」までがもっとも多く、64.2%だったとのことです(2025年9月10日公開記事)。
そう知って、どんな印象を持ちましたか?

ひょっとしたら、自分はもう出遅れている?と心配になった人がいるかもしれません。詳細がわからないので、このブログでは、「大学入試共通テストの過去問を、教科ごとに、年ごとに解いた」として、以下のお話をします。
共テの過去問を6月から時始めるのが早いか、遅いか。それは、通っている学校のカリキュラムに寄ると考えます。授業が早く、高校2年生で高校のカリキュラムを終えるような学校だと、高校3年生の新学期、4月から受験勉強を始め、中間テストが終わった頃ですから、予定通りと言えるでしょう。
一方で、着実にカリキュラムを進める学校だと、そもそも試験範囲が終わっていないので、解けません。または、範囲を限定して解くことになります。そうすると、教科ごと・年ごとに解く意味はあまりない(※)ので、時期が早すぎると考えられます。
※あまり意味が無い、とは、そもそも勉強をするときには、問題演習で問題単位で過去問を解くことがあるので、全く過去問をやったことがない人はほとんどいないこと。したがって、年ごとに過去問を解くという勉強には、試験時間内に1年分の過去問を解く練習という目的がありますが、それが果たせないということです。
夏休み終わりから、過去問に取り組むので、遅くはありません。もちろん、早く取り組めば、その分経験を得る時間が取れますが、大切なのは、目的です。
なぜ過去問を解くのか?理解をするために、何をするのか?教室アルファで一緒に考え、軌道修正をしながら学習を進めていきましょう。
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