教室アルファが考える、受験で大切なこと

東京・吉祥寺の個別指導の学習塾、教室アルファです。

令和7年の大学入学共通テストが終わりました。いよいよ、受験シーズンの始まりです。

受験つまり入学試験を受ける際に、大切なことは何だと思いますか。それは、体力です。

勉強をする際に大切なことは、理解をすること。ですから、教室アルファは「考える芽を育てる」ことをミッションとしています。ですが、受験本番は体力です。

令和7年大学共通テストの1日目の時間割
大学入試センターホームページより引用

共テの1日目の時間割です。入室は試験開始の30分前ですから、早い人で9時に開始といってもいいでしょう。終わるのが午後6時20分です。試験時間は1時間から90分。多い人で1日4科目ですが、最後の最後でリスニングが待っています。

初めて行く大学のキャンパスで、知らない人と一緒に、9時間試験を受ける。模擬試験ではなく、初めての本番の試験です。さらには、1日目ですから、当然次の日には2日目があります。

心と体は関係をしています。そして、この日のために理解を積み重ねてきました。だから、皆、気力はあります。受かりたいと思うのは皆同じ。ですから、そこで差はつきません。緊張の中であっても、よく寝て、よく食べ、体力が充実していると気力もさらに充実するものです。卵が先かニワトリが先か、ではありませんが、あと1問、最後10分で力(学力)を発揮するには、力(体力)を振り絞る必要があります。

では、自分は力を発揮できるのか?心配になると思います。そこで模擬試験を活用しましょう。模擬試験には、学力の他にも、自分の体力を測るという目的があるのです。長時間、学力を発揮できる体力があるかどうかをチェックし、自分なりの体力回復方法を考えておくとよいでしょう。

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令和7年の大学入試共通テストで、絶対にやってはいけないこと3つ

東京・吉祥寺の個別指導の学習塾、教室アルファです。

令和7年1月18日(土)、19日(日)に行われる大学入試共通テストについて、教室アルファから受験生の皆さんへのメッセージです。

毎年、同じことになりますが、毎年受験生に向けての言葉となるので、繰り返しになるのは許してくださいね。

教室アルファの風景
教室アルファの風景

やってはいけないこと、その1です。それは「焦らないこと」です。

お財布やスマホを落としても、例え受験票を忘れたり無くしても、焦ってはいけません。冷静に、試験場の担当の方に相談をしましょう。筆記用具がない?大丈夫。試験会場の係の人が、必ず力になってくれます。

やってはいけないこと、その2です。それは「終わったテストを振り返ること」です。

解答を迷った、あの問題の答えは結局何だっただろう。参考書の何ページで似た問題を見た…。あるいは、インターネットの解答速報を見る。今優先すべきことは、既に終わった変更の出来ない、テストの解答を確認することですか?次の試験、次の日の試験に備えることこそ、優先すべきです。

やってはいけないこと、その3です。それは「生活のリズムを崩すこと」です。

試験が終わったら、模擬試験の時と同じ様に、家に帰り、ご飯を食べ、お風呂に入る。軽く明日の予習をしたら、寝ましょう。まさかと思いますが、一夜漬けをする人はいませんね?いつも通りに、いえむしろ早めに寝るのがよいでしょう。2日目に備えるのです。

何が起きても冷静に。過去ではなくて、未来を見る。いつも通り、明日に備える。

健闘を祈ります。

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高校受験生へ、令和7年度 都立高入試の倍率について

一番最初に、結論として受験生の皆さんに伝えたいのは、倍率は気にしないことです。

1月8日に、簡単にいいますと、2025年に実施される都立高校の入試の倍率が発表されました。58.72%で、前年度よりも下がりました。下がる傾向はここ数年続いていましたが、今年も引き続き下がったことがわかりました。

倍率が下がったことで、「都立高校の人気が下がった」「私立高校が人気で、私立に進む傾向がある」など、いろいろな意見が出ています。

では、都立高校の人気が下がったと考えられるにも関わらず、なぜ倍率を気にしなくてよいのでしょうか。何度かお話をしていますが、まとめましょう。

理由1。いわゆる上位校はそれほど倍率が変わっていません。むしろ上がっている高校もあるので、都立高校と一緒くたにするのではなく、志望校の変化を見る必要があります。

理由2。特に、都立高の受験については、奇跡は起こりません。奇跡は、めったに起こらないので奇跡というのですが、それでも、経験上起こった試しがありません。もしも都立高校の受験で、奇跡が起きるのであれば、それは確率の問題ではなく、統計の問題です。

都立高の受験については、内申点と、模擬試験の成績がとても参考になるので、その2つで最終的な志望校を決めるのがよいでしょう。教室アルファでも、進路相談をする場合は、その2つを参考にしています。

高校受験用の模擬試験の案内
高校受験用の模擬試験の案内

理由3。理由の2とも関連することですが、倍率が下がったということは、合格のボーダーラインにいる人が受かりやすくなったということではありません。これは、冷静に倍率についてちょっと考えてもらえればわかると思います。

1倍を切った(志願者が定員に達しなかった)のであれば、受かりやすくなったといえますが、倍率を気にする生徒の皆さんや、保護者の皆さんは、それには当てはまらないことがほとんどだと思います。なので、関係ないのです。

ですから、余計なことに、脳みそと特に今の時期に貴重な時間を使わないことです。倍率を気にすることなく、今までやってきた勉強を受験日当日まで、一緒に続けましょう。

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