2025年高校受験生のための、模擬試験の受け方

東京・吉祥寺の個別指導の学習塾、教室アルファです。

2025年もあと2ヶ月となりました。受験生は、いよいよ受験シーズン直前となります。

高校受験生、特に都立高校を目指していた受験生の皆さんは、2学期になってからは、毎週模擬試験があったり、学校行事があるなどして、なかなかお休みが取れない2学期になっているのではないでしょうか。単純に、都立対策、都立の自校作成交代策、私立対策と3つの種類があるので、どれをいつ受けるかも悩むと思います。

11月ですので、今一度、中学3年生の模擬試験について、2点お話をしようと思います。

模擬テストの案内
模擬テストの案内

どう受けるか、申し込みをするか。特に大切なのは、「学校の進路指導の時に、一番直近で受けた模擬試験の成績表が間に合うように」申し込むというものです。

最近の模擬試験は、成績表がネットで見られるので、受け手からそれほど時間がかからないで成績表が見られるようになりました。進路指導日や三者面談の日から逆算をして、成績開示日が一番近い模擬試験を受けるように計画をしましょう。

2つめは、復習のペースです。何度も、授業でもブログでもお話をしているとおり、模擬試験は復習が大切です。

特に、時間をかけて考えて解いたのに、間違った単元については、丁寧に復習をする必要があります。模擬試験を受けること、受けた時点での成績のデータを見ることは大切ですが、復習をしなければ効果はありません。極端ですが、毎週模擬試験を受けても、そのたびに成績が上がるということはありません。上のレベルにとどまっていればよいのですが、上下するということは、得意分野と不得意分野があるということですから、もしも本番の試験で不得意科目が出たら、結果は想像出来ると思います。

特に都立高校対策は、5科目ですから、復習にも時間がかかります。しっかりと復習をする時間をとって、弱点や考え違いを治すことが大切です。

教室アルファでは、模擬試験の受け方についても相談を受け付けます。お気軽にご連絡ください。

個別指導をする東京・吉祥寺の学習塾・個別指導専門教室アルファ

2025年、インフルエンザの予防を心がけましょう

東京、吉祥寺の個別指導の学習塾、教室アルファです。

約1ヶ月前に、厚生労働省がインフルエンザの流行シーズンに入ったと表明した、というブログを書きました。

そして昨日、東京都が「都内のインフルエンザの注意報基準値を超えた」と発表しました。都内のインフルエンザ定点医療機関からの10月20日から10月26日(第43週)の患者報告数が10.37人となったそうです。

手洗い

そして、「都内におけるインフルエンザ様疾患の集団感染事例の発生状況」については、「2025年9月1日以降、都内の学校や社会福祉施設等で発生したインフルエンザ様疾患の集団感染事例は、10月26日までに562件報告されています。」とのこと(以上、引用は都庁ホームページ、「都内のインフルエンザ、注意報基準を超える」報道発表資料 2025年10月30日より)。

難しい言い回しですが、教室アルファでも、小学校が学級閉鎖をしたというお話が聞かれます。インフルエンザが流行していることを、実感します。

教室アルファは、個別指導を行っています。そして、大学の研究室のような環境で、勉強をしてもらうために、生徒の皆さん同士や、講師との距離が近いです。

ですから、入室時の手洗い、マスクなど、インフルエンザの予防に協力をお願いします。場合によっては、うがいもやって大丈夫です。

勉強も部活も、学校の行事もお友達との交流も、健康でなければ楽しません。元気に過ごすためにも、感染防止を心がけるようにお願いします。

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教室アルファの、古い(!)参考書について

東京・吉祥寺の個別指導の学習塾、教室アルファです。

教室アルファには、参考書や問題集があります。OBやOGが勧めてくれて、実際に手に取ってじっくり読んでみて、買うときの参考にしたり。書店で問題を解いて、解説を読んで自分にわかりやすいかどうかは試すことができませんからね。もちろん、教室アルファの講師陣がおすすめのものもあったりします。

そして、古い参考書や問題集も多いです。中には、20年以上前のものや、もう絶版になって手に入らないものもあります。

なぜ、それらを取ってあるのか。理由の1つは、次の画像を見てもらえればわかります。

国語便覧(第一学習社)。画像の一部を加工しています。
国語便覧(第一学習社)。画像の一部を加工しています。

同じ会社が出している、国語便覧の、島崎藤村のページを比較してみました。上が古いもの、下が新しいものです。オレンジ色で隠しているのは、年表です。新しいものは、古いものに比べて、3分の1くらいになっていることがわかります。一概には言えませんが、人物の年表について、研究が進んで新しい資料が見つかったり、今までの解釈が変わったりすることはあまり考えられません。単純に、短くなっているのだと考えられます。

もちろん、出版社として「何を載せるか。何を載せないのか」は大切なことです。短くなった代わりに、他の作家のことが書かれていたりなど。全体では、便覧の面白さは変わらないどころか、現代にアップデートされている新しいものは、やっぱり面白い。

では、なぜ古い方には書かれていて、新しい方では省略された項目があるのか。時代による解釈や教える内容の違いはあるでしょう。実際に古い方に書かれていて、新しい方に書かれていないことは、比べてみるとあまり学習には関係がないかな、と思われることもありました。

島崎藤村の年表が空欄になっていて、何年に何がありましたかという問題が出ることはないでしょう。ですが、読んでみると作家の人生が垣間見えて、それだけでも面白かったりするものです。

古い参考書や問題集だからといって、内容が古くなることはありません。ですから、教室アルファはできるだけ生徒の皆さんにとってもらえるようにしているのです。勉強の合間の、脳ミソの休憩に役立ててください。

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