高校1年生2年生が受ける、共通テスト模擬試験の大切さについて
東京・吉祥寺の個別指導の学習塾、教室アルファです。
生徒の皆さんから質問を受けたことについて、ブログでもご紹介しましょう。
1月13日(土)、14日(日)に、大学入学共通テストが行われました。その日に合わせて、大手予備校では、高校1年生、2年生向けの模擬試験を実施したところがあります。本番と同じ日に、同じ時間割で行うのですね。
この模擬試験ですが、出来るならば受けた方がよいです。
それはなぜか?入試を受ける際に、最も重要なことを確認するためです。
入試を受ける際に、最も重要なことは何か?
それは、体力です。
(受験)勉強の大切なことは、繰り返し述べていますが、教室アルファは「考える力」であると考えています。勉強の成果を測るテストは、クイズではないので、教科書を丸暗記しても点数を取ることは出来ません。勉強で最も大切なことは、考える力です。
ですが、入学試験は違います。入学試験で最も大切なのは、体力です。
例えば、先日行われた、共通テストの1日目の時間割を見てみましょう。
朝の9時30分から、夜の6時10分まで。試験会場まで行くことや、脳みその始動を考えると、朝起きるのは遅くても6時30分くらいでしょう。朝の6時30分から、夜の6時10分まで。そうすると、試験は実質、12時間です。1日は24時間ですから、その半分ですね。
皆さん、12時間テストを受けたことはありますか?そして、気がついた人がいるかもしれませんね。先ほど挙げた例は、「共通テストの1日目」の時間割です。つまり、2日目もあります。はっきりいって、クタクタです。
2日だけならばと考える人がいるかもしれませんね。では、今年の、慶應義塾大学の受験日程を見てみましょう。
実際にはそういう人は多くないかもしれませんが、もしも慶應義塾大学の文系の学部を受験しようと思ったら、2月13日の経済学部から、2月16日の法学部まで、4日連続で入試が行われます。画像の引用はありませんが、2月17日は総合政策学部、2月18日は環境情報学部の入試がありますので、6日連続、ということもあります。文系の私立大学の場合は、受験科目は3科目ですが、それでも10時くらいから5時くらいまでテストがあります。
わかりましたか?入学試験では、少なくても、3日から4日くらい連続で、半日、脳みそをフル回転させる必要があるのです。
環境も過酷です。多くの場合、初めて行くところに時間通りに到着し、あまり暖房が効いていない広い教室で、座りごごちがいいとはいえない椅子に、知らない人と隣り合わせで座る。食事も、トイレも、気分転換も、自分がやりたいと思った時に出来ない不自由さがあります。この時期ですから、風邪やインフルエンザが流行ることもあります。気持ちだって、いつもと違うでしょう。
そんな中、最も重要なことは、体力なのです。体力が充実しているからこそ、考える力を発揮できるのです。
高校1年生と高校2年生の皆さんは、自分が2日連続で12時間、脳みそをフルパワーで使うことを体験するとよいでしょう。
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