中学1、2年生の皆さんへ。音楽や体育の成績は大切です
東京・吉祥寺の個別指導の学習塾、教室アルファです。
中学3年生になると、ほとんどの人が知るのですが、中学1年生、2年生の皆さんが早めに知っておいた方がよいことがあります。
音楽、体育、美術、技術家庭について、皆さんは主要5科目と同じくらい、テスト勉強をしていますか?実は、これら4科目の成績は、特に都立高校を受験するときに、とても大切なのです。
都立高校を受験するときに、どの高校を受験するかという判断材料に使われるのは2つです。1つは模擬試験の成績。全受験生の中で、自分の学力はどれくらいかを「偏差値」という値を基準にして測るものです。
もう一つは、内申点。これは通知表の成績を足して計算します。この内申点は、高校によって目安があり、自分の内申点と同じくらいの高校を受験するというのが、だいたいの考え方です。但し、2024年の今現在、主要5科目以外の4科目の計算では、これらを2倍にします。
詳しく説明をすると、オール5だった場合の計算をしてみましょう。5科目がオール5ですから、5×5=25です。4科目がオール5ですから、(4×5)×2=40。つまり、内申点の満点は65点となります。
オール4の場合は、52点。そして、極端な例ですが、主要5科目がオール2で、それ以外の4科目がオール5ですと、50点。こう考えると、4科目の成績が2倍になるというのは、影響が大きいことがわかりますね。
都立高校の入学試験は、5科目で行われますので、受験科目に音楽や美術はありません。しかし、学校の成績でよい評定を取っていると、合格がグッと近づきます。
中学3年生になって、急にテスト勉強をしても、時間配分は、どうしても主要5科目が中心になりがち。1年生、2年生の頃から、音楽や体育、美術や技術家庭のテスト対策を意識して、やっておくのがよいでしょう。
個別指導をする東京・吉祥寺の学習塾・個別指導専門教室アルファ