東京大学のポークジャーキーから、農学部の研究内容を知る
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東京大学の「UTokyo研究室発グッズ集(第2回)」というホームページで、面白い紹介がありました。農学生命科学研究科の高橋伸一郎教授らによる、アミノ酸に関する共同研究から生まれた、霜降り豚肉を使ったポークジャーキーです。
大学のオンラインストアなどで買えるとのこと。筆記用具などのグッズはありますが、食べ物は珍しいかもしれません。

そもそも、普通はビーフジャーキーですね。なのにポークつまり豚肉です。なぜ豚肉?と思った人は、是非リンク先の「UTokyo研究室発グッズ集(第2回)」を見てみてください。きっと驚くと思いますよ。
一部を紹介しますと「人間の脂肪肝の研究だったと話す高橋先生。栄養失調でタンパク質が足りない子どものお腹が出ているのはなぜなのかという疑問から始まった研究でした。アミノ酸が足りないと脂肪肝になるというメカニズムの解析と治療に関する研究の取り組みが、回り回って霜降り豚肉の研究に繋がりました」とのこと。(以上、「UTokyo研究室発グッズ集(第2回)」より引用)
この研究をした髙橋先生は、農学生命科学研究科にいらっしゃいます。分かりやすく言うと、農学部ですね。ですが、きっかけは「人間の脂肪肝の研究だった」とおっしゃっています。脂肪肝は肝臓に脂肪がたまる状態です。そう聞くと、こう思いませんか。「あれ、医学部の研究じゃないの?」と。
どうでしょうか。農学部と聞くと、農業に関することを研究しているのかな?と思ってしまいがち。ですが、山や海といった環境や、化学的なアプローチや分子レベルの研究、さらにバイオテクノロジーなども、領域に入ってきます。
今回は農学部についてのお話をしましたが、どの学部でも同じです。実は自分の興味のあることが、意外な学部で研究が出来るかもしれません。
そんなお話も、是非教室アルファで聞いてみて下さい。
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