高校入試の英語ヒアリングテストのポイント
東京・吉祥寺の個別指導の学習塾、教室アルファです。
高校の入学試験で、英語のヒアリングが課される場合があります。苦手にする人も多いですが、ポイントを押さえて過去問に取り組むことで、苦手意識が無くなるでしょう。
ポイントの1は、過去問を解いて、傾向をつかんでおくことです。何問出るのか。どういう出題がされるのか。例えば写真を説明する文を選べ、ですとか、会話内容に合っているものを選べ、など。どの様な問題が出るのか。そして英文が読まれる回数は、1回か2回か。中には、小問1は1回流れて、小問2は2回流れるなど、同じ入試で回数が違うこともあるようです。
どんな問題が出るのか。選択肢はいくつか。読み上げる回数は何回かなど、あらかじめ確認をしましょう。

ポイントの2は、出来れば先に選択肢を読んでおくとよいでしょう。リスニングが始める前に、説明があります。ですが、多くの場合、この説明はテストに書いてあることを読んでいることがほとんど。予め目を通しておけば、そして問題の傾向がわかっていれば、その時間を使えます。
例えば、3days、2 weeks、rain season、Juneなどが選択肢にあれば、期間や月など「いつか」が聞かれると予想できます。sister、father、son、Mikeなどが選択肢にあれば、誰かを聞かれるとわかります。
問題文の、どこを集中して聞くべきかがわかると、対策が取れます。
ポイントの3は、音読の練習をするとよいでしょう。過去問題集の中には、インターネットから音声が聞けるものもあります。その音声に合わせて音読をするのです。目と耳を駆使して、英文を理解して、口に出す。あいまいだと、読み上げられません。五感ではありませんが、三感を駆使して、スピードと内容把握に慣れるのです。
短い期間と何回かの練習で、慣れるテストです。対策をしましょう。
個別指導をする東京・吉祥寺の学習塾・個別指導専門教室アルファ
教室アルファが考える、受験で大切なこと
東京・吉祥寺の個別指導の学習塾、教室アルファです。
令和7年の大学入学共通テストが終わりました。いよいよ、受験シーズンの始まりです。
受験つまり入学試験を受ける際に、大切なことは何だと思いますか。それは、体力です。
勉強をする際に大切なことは、理解をすること。ですから、教室アルファは「考える芽を育てる」ことをミッションとしています。ですが、受験本番は体力です。

共テの1日目の時間割です。入室は試験開始の30分前ですから、早い人で9時に開始といってもいいでしょう。終わるのが午後6時20分です。試験時間は1時間から90分。多い人で1日4科目ですが、最後の最後でリスニングが待っています。
初めて行く大学のキャンパスで、知らない人と一緒に、9時間試験を受ける。模擬試験ではなく、初めての本番の試験です。さらには、1日目ですから、当然次の日には2日目があります。
心と体は関係をしています。そして、この日のために理解を積み重ねてきました。だから、皆、気力はあります。受かりたいと思うのは皆同じ。ですから、そこで差はつきません。緊張の中であっても、よく寝て、よく食べ、体力が充実していると気力もさらに充実するものです。卵が先かニワトリが先か、ではありませんが、あと1問、最後10分で力(学力)を発揮するには、力(体力)を振り絞る必要があります。
では、自分は力を発揮できるのか?心配になると思います。そこで模擬試験を活用しましょう。模擬試験には、学力の他にも、自分の体力を測るという目的があるのです。長時間、学力を発揮できる体力があるかどうかをチェックし、自分なりの体力回復方法を考えておくとよいでしょう。
個別指導をする東京・吉祥寺の学習塾・個別指導専門教室アルファ
高校受験生へ、令和7年度 都立高入試の倍率について
一番最初に、結論として受験生の皆さんに伝えたいのは、倍率は気にしないことです。
1月8日に、簡単にいいますと、2025年に実施される都立高校の入試の倍率が発表されました。58.72%で、前年度よりも下がりました。下がる傾向はここ数年続いていましたが、今年も引き続き下がったことがわかりました。
倍率が下がったことで、「都立高校の人気が下がった」「私立高校が人気で、私立に進む傾向がある」など、いろいろな意見が出ています。
では、都立高校の人気が下がったと考えられるにも関わらず、なぜ倍率を気にしなくてよいのでしょうか。何度かお話をしていますが、まとめましょう。
理由1。いわゆる上位校はそれほど倍率が変わっていません。むしろ上がっている高校もあるので、都立高校と一緒くたにするのではなく、志望校の変化を見る必要があります。
理由2。特に、都立高の受験については、奇跡は起こりません。奇跡は、めったに起こらないので奇跡というのですが、それでも、経験上起こった試しがありません。もしも都立高校の受験で、奇跡が起きるのであれば、それは確率の問題ではなく、統計の問題です。
都立高の受験については、内申点と、模擬試験の成績がとても参考になるので、その2つで最終的な志望校を決めるのがよいでしょう。教室アルファでも、進路相談をする場合は、その2つを参考にしています。

理由3。理由の2とも関連することですが、倍率が下がったということは、合格のボーダーラインにいる人が受かりやすくなったということではありません。これは、冷静に倍率についてちょっと考えてもらえればわかると思います。
1倍を切った(志願者が定員に達しなかった)のであれば、受かりやすくなったといえますが、倍率を気にする生徒の皆さんや、保護者の皆さんは、それには当てはまらないことがほとんどだと思います。なので、関係ないのです。
ですから、余計なことに、脳みそと特に今の時期に貴重な時間を使わないことです。倍率を気にすることなく、今までやってきた勉強を受験日当日まで、一緒に続けましょう。
個別指導をする東京・吉祥寺の学習塾・個別指導専門教室アルファ