東京大学のポークジャーキーから、農学部の研究内容を知る
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東京大学の「UTokyo研究室発グッズ集(第2回)」というホームページで、面白い紹介がありました。農学生命科学研究科の高橋伸一郎教授らによる、アミノ酸に関する共同研究から生まれた、霜降り豚肉を使ったポークジャーキーです。
大学のオンラインストアなどで買えるとのこと。筆記用具などのグッズはありますが、食べ物は珍しいかもしれません。

そもそも、普通はビーフジャーキーですね。なのにポークつまり豚肉です。なぜ豚肉?と思った人は、是非リンク先の「UTokyo研究室発グッズ集(第2回)」を見てみてください。きっと驚くと思いますよ。
一部を紹介しますと「人間の脂肪肝の研究だったと話す高橋先生。栄養失調でタンパク質が足りない子どものお腹が出ているのはなぜなのかという疑問から始まった研究でした。アミノ酸が足りないと脂肪肝になるというメカニズムの解析と治療に関する研究の取り組みが、回り回って霜降り豚肉の研究に繋がりました」とのこと。(以上、「UTokyo研究室発グッズ集(第2回)」より引用)
この研究をした髙橋先生は、農学生命科学研究科にいらっしゃいます。分かりやすく言うと、農学部ですね。ですが、きっかけは「人間の脂肪肝の研究だった」とおっしゃっています。脂肪肝は肝臓に脂肪がたまる状態です。そう聞くと、こう思いませんか。「あれ、医学部の研究じゃないの?」と。
どうでしょうか。農学部と聞くと、農業に関することを研究しているのかな?と思ってしまいがち。ですが、山や海といった環境や、化学的なアプローチや分子レベルの研究、さらにバイオテクノロジーなども、領域に入ってきます。
今回は農学部についてのお話をしましたが、どの学部でも同じです。実は自分の興味のあることが、意外な学部で研究が出来るかもしれません。
そんなお話も、是非教室アルファで聞いてみて下さい。
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福井県立大学「恐竜学部」の一般選抜の倍率と、行きたい大学を探すことについて
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2025年4月から開設される、福井県立大学の恐竜学部について、ニュースがありました。
NHKの福井 NEWS WEB、2月10日 19時16分公開の記事の見出しで、「恐竜学部の倍率 前期7.3倍・後期27.3倍に 福井県立大」とあります。定員は前期30名、後期5名という狭き門ですが、県立大学で恐竜に特化した学部ということで、人気が出たようですね。

進学先を決めるときには、大体「どういう勉強に興味があるのか」というところから、絞っていきます。既に将来の目標を具体的に決めている場合、例えば医者になるというのであれば、医学部への進学が絶対ですが、概ね分野を決めて、詳しくは入学した後で決めるということがほとんどです。
一方で、何を学ぶかを具体的に決めている場合があります。OGは芸術大学でチェロを学ぶと決めて、東京芸術大学に進学しました。生徒の皆さんには、時々お話をすることがありますね。他にも看護や言語学、さらにはゲームの製作など。何を学びたいのかを元に、進学先を決めたOBやOGもたくさんいます。
福井県立大学の場合は、恐竜のことを学べるということで、恐竜に関心があったり研究者を目指している人が受験をするのでしょう。
実は「研究をしたいこと」「研究をしたいことについて、有名な教授(先生)がいる大学」「有名な先生の研究室に入りたい」ということから、志望先を決める場合もあります。
志望先を考えるときに、興味があることを研究している学部や学科、その分野の有名な先生から調べてみると、意外な発見があるかもしれません。
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高校生の文理選択と共通テスト利用入試
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「高校生の文理選択はどうするか?文系と理系の考え方」という記事の補足になります。
高校生の文理選択で悩むポイントは、いくつかありますね。そもそも好きかどうか。学校や受験勉強について行けるか。そして希望する大学に進学できるか、などです。そして、最も気になるのが、大学受験についてでしょう。
高校2年生で、進学先を私立大学に決定した場合、受験の科目が3教科になることが多いです。

学校も、指導要領に従いつつ、受験で必須科目でない教科よりも、必須の教科に重きを置いて、演習の授業を設けるなど、受験を見据えた内容とするところもあります。
一方で、ここ数年は、大学の入学試験について、いろいろな改革や変更が多いです。改革や変更の内容を調べておいて、科目履修の参考にしないと、高校で授業を取っていない教科が入試科目になっているなどという事態になってしまいます。
例えば、共通テスト利用入試があります。1月にある、大学入試共通テストの点数で合否を図る、いわゆる「共テ利用」です。大学独自の入学試験は受けずに、共通テストが本番になります。
早稲田大学だと、共テ利用が出来るほとんどの学部で、5科目が課せられます。文系ですと、数学と理科が必須。ですから、国公立大学志望で、5科目を学んでいる人はよいのですが、最初から3科目受験のつもりで科目を少なくしていると、共テ利用は出来ません。ましてや、高校3年間で、1年間は高校の授業で習っていても、1年間は受験演習などをやっていない場合は、独学での対応は難しい。
慶應義塾大学は、そもそも共テ利用がありません。一般入試一本勝負です。
早くから文理選択、国公立か私立志望かを選択する高校もあります。大学を見据えて科目を選ぶことが必要です。
そうはいっても、まだ先のこと。なかなかイメージしにくいと思います。そんなときは、先生たちに聞いてみたり、相談の機会を活用してください。教室アルファは個別指導ですから、授業中でも、時間を改めても大丈夫。気軽に相談してください。
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